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瀧廉太郎 水のゆくへ [廉太郎23才]

【2010.12.18追記】
この曲の作詞者が判明したという記事が今日の地方紙に掲載されました。
(クリックで拡大します)
20101218橘糸重新聞記事s.gif


明治35年10月31日の日付の入った自筆楽譜が残っています。
楽譜の1ページ目の全面に朱書きで「不要 但し参考用」と書かれていることから完成された作品ではないのかも知れません。

亡くなる半年前、病気のためドイツ留学から帰った直後の作です。
帰国の無念と死の予感を感じさせる作品です。

作曲: 瀧 廉太郎
作歌: 橘 糸重

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『水のゆくへ』 作歌 橘 糸重

木末(こずゑ)のうそぶき 静かになりて
草葉のさゝやき 消えゆく夕べ
 しげみをぬひて 流るゝ水に
 うつれる星かげ 三つ四つ二つ
  やどれる光は よどむと見れど
  流れて流れて たえせぬ水
 あはれいかにか 思ひせまりて
 いずこのはてに 急ぎゆくらむ
  あはれ いずこのはてに
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

瀧廉太郎の眠る「瀧累世之墓」(中央)
と音楽学校同窓有志によって建てられた「嗚呼天才之音楽家 瀧廉太郎君碑」(右)
(大分市萬壽寺)2010/7/6撮影
rentaro_grave.gif

萬壽寺境内 2010/7/6撮影
manjuji.gif

※各パートを一人で3回ずつ歌って多重録音しています。
伴奏のピアノMIDI打ち込み、音源は"HAlion One"使用。
2010/7/17録音

瀧廉太郎 憾 (うらみ) [廉太郎23才]

瀧廉太郎の絶筆。
彼の2曲のピアノ曲のうちの1曲です。
亡くなる4ヶ月前に作曲されたものです。



【追記】2010.10.3
ピアノ音源を変更しました。(Steinberg HALion ONE→Steinberg The Grand 3に変更)


※ピアノはMIDI打ち込み。
2010/4/29-7/1制作

瀧廉太郎 荒磯の波 [廉太郎23才]

明治35年(1902年)12月29日と記された自筆譜が残っています。
無念の帰国の2ヶ月後、死の半年前です。
題名については、「荒磯」と付けられているものもあります。ただ上記自筆譜には、「荒磯の波」と書かれています。

作曲: 瀧 廉太郎
作歌: 徳川光圀


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『荒磯の波』 作歌 徳川光圀

荒磯の
巌にくだけし
月影を
一つになして
かへる波かな
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【追記】2010.10.3
ピアノ音源を変更しました。(Steinberg HALion ONE→Steinberg The Grand 3に変更)



※一人で3回ずつ歌って多重録音しています。
2010/9/23,24録音
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瀧廉太郎 別れの歌 [廉太郎23才]

明治35年(1902年)10月30日と記された自筆譜が残っています。
また「水のゆくへ」の楽譜にはこの次の日、31日の日付が記されています。
10月17日に横浜に帰国したのでその2週間後です。

作曲: 瀧 廉太郎
作歌者未詳


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『別れの歌』 作歌者未詳

なごりをおしむ ことの葉も
いまはのべえで たゞつらし
あすはうつゝ けふはゆめ
         けふはゆめ
のこるおもひを いかにせむ
      あゝ いかにせむ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



【2010/9/25追記】
この曲は、作歌者未詳となっていますが、瀧廉太郎自身が作詞をしたとも考えられています。
この曲の作曲の2年前、明治33年(1900年)に瀧廉太郎が作った『古城』という詩が残されています。
これには、「昨日やうつゝ今日や夢」という部分があり『別れの歌』との関連がうかがわれます。
また後の名曲『荒城の月』も連想させる歌詞となっています。

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『古城』 作歌 瀧 廉太郎

外堀は田にすきかへされ
内堀は年毎にあせて
  二百年の名残やなに
    水草(みくさ)ゐる邉(へ)に橋杭朽ちて
    野菊咲くかげ石ずゑ残る
        一の木戸か
        二の木戸か
           あなあはれ
君候(くんこー)の住みなれし大殿(おおとの)いづら
武士(もののふ)の侍(さむ)らひし廣間はいづら
  春霞かすみかこめし
  秋霧のたちかかくせる
   たゞ
     麥(むぎ)秀(ひい)で
     菽(まめ)實(みの)る
   あなあはれ
    狐なくあなた出丸(でまる)の跡(あと)
    月寒きこなた天主の趾(あと)
上葉に朝日させば君が千歳の色さかえ
下葉に夕風吹けば君を八千代の歌ほぎし
         千本(ちもと)の松はや
          昨日やうつゝ今日や夢
            枝折られ
            幹裂かれ
        誰が家の薪となれる
        誰が宿の烟(けむり)となれる
  千本(ちもと)の松のこるははや五本六本(いつもとむもと)
一夜(いちや)星暗く雨細き夜半
   老松の
     上枝(ほつえ)の魂(たま)と
     下枝(しつえ)の魂(たま)と
       二人よりあひて
  空しくならむ君恩(くんおん)を
    泣きてさゝやく聲(こえ)したり
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

それにしても21才の若者が書いたとはとても思えません。
残念ながら国語の能力のない私は、意味がよくわかりません・・・(^_^;)


※ソプラノ、アルト、テノール、バスを一人で3回ずつ歌って多重録音しています。
2010/9/20録音
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